日本奥山学会のホームページへようこそ!



新型コロナの感染拡大を受けて、今年の研究発表会は完全オンラインでの
開催となります。ご参加ご希望の方は参加フォームよりお申し込ください。
 
日時 2021年日(日)13:00-16:00
定員500名
お申込先:日本奥山学会事務局 
参加フォーム:こちらをクリック※本発表会は終了致しました。
TEL: 0798-22-4190 FAX: 0798-22-4196 
~発表会プログラム~
テーマ 「今やんばるの森で起こっていること」
内容  やんばるの森の多様性と固有性の紹介、やんばるの森林皆伐の問題について。森林伐採の問題点を国立公園化、やんばる型林業、そして世界自然遺産登録とを関連づけて考察します。
 
金井塚 務 氏
猿学者
環境NGO広島フィールドミュージアム代表 日本森林生態系保護ネットワーク代表
 
プロフィール:埼玉大学理学部 卒業。1977年から、宮島でニホンザルの研究とその成果を生かした野外博物館活動を展開。主な著書に『ニホンザル:すばらしき動物(3)』(いちい書房日本科学読物賞受賞)『宮島の植物誌-サルと歩く原始林』がある。
 
研究発表
 
<2020年度日本奥山学会研究助成受賞研究>
テーマ「栃木県旧足尾町におけるNPOによる緑化活動の持続可能な運営基盤の構築に向けての課題と展望」
劉 妍 氏
東京大学大学院農学生命科学研究科森林科学専攻
テーマ「人の手で保護したクマを山に返すことの事例と検証、そして実践」(仮)
水見 竜哉 氏
一般財団法人日本熊森協会 主任研究員
 
この件に関するお問い合わせ
日本奥山学会事務局
TEL 0798-22-4190 

12月12日 第9回日本奥山学会研究発表会(助成研究のみ)開催します

7月に開催予定だった日本奥山学会研究発表会が延期になりましたが、2019年度に研究助成に応募され採択された研究の発表会をオンラインで開催いたします。

ご参加ご希望の方は日本奥山学会事務局までお知らせください。

 

第9回日本奥山学会研究発表会(2019年度助成研究)

 

発表研究

「シロヨメナの生育密度に伴う競争環境の変異がニホンジカの嗜好性に与える影響について」

弘前大学 農学生命科学研究科 (助成当時) 大崎 晴菜 氏

日時 2020年12月12日(土) 13:00-14:30

お申込み先 日本奥山学会事務局

TEL 0798-22-4190 FAX 0798-22-4196

Email contact@okuyama-society.org

*参加お申込みをいただいた方にZOOMのIDとパスワードを送ります。


2021年度助成金募集のお知らせ

今年も奥山の研究をしている若手の研究者の皆様に研究助成を行います。
募集要項と応募用紙は以下よりダウンロードし、郵送にてお送りください。

募集要項(2021年度日本奥山学会助成金).pdf

 

応募用紙(2021年度日本奥山学会助成金).doc

※googleドキュメントで開かれますので、ダウンロード・印刷してご使用ください。

 

<お問い合わせ先>
日本奥山学会事務局
〒662-0042 兵庫県西宮市分銅町1-4 熊森ビル2階

担当 今井


7月5日 総会開催のお知らせ

7月5日の第9回日本奥山学会研究発表会は来年に延期となりましたが、
総会のみ開催いたします。
既に会員の皆様には日時と場所を郵送にてお知らせしています。
日時 2020年7月5日 11:00-12:00
場所 芦屋市民センター 403室
内容 事業報告、決算報告、事業計画、事業予算など
この件に関するお問い合わせ
日本奥山学会事務局
TEL 0798-22-4190 

第9回日本奥山学会研究発表会を延期いたします

新型コロナウイルス感染拡大を受けて7月5日に開催予定だった
第9回日本奥山学会研究発表会の開催を延期いたします。

延期後の開催日程に関して決定次第、またウェブサイトなどで発表いたします。


2020年度研究助成を募集します

今年も奥山の研究をしている若手の研究者の皆様に研究助成を行います。
募集要項と応募用紙は以下よりダウンロードし、郵送にてお送りください。

募集要項(2020年度日本奥山学会助成金).pdf

 

応募用紙(2020年度日本奥山学会助成金).doc

※googleドキュメントで開かれますので、ダウンロード・印刷してご使用ください。

 

<お問い合わせ先>
日本奥山学会事務局
〒662-0042 兵庫県西宮市分銅町1-4 熊森ビル2階

担当 今井

 


第8回 日本奥山学会研究発表会 大勢の方がご参加くださいました!

7月7日、第8回日本奥山学会研究発表会を開催しました!
100名が参加され、盛会に終えることができました。
ご参加いただいた皆様、会場をお貸しくださった関西学院大学様ありがとうございました。
 
NPO法人ビーフォレストクラブ理事長の吉川浩さんには、「ミツバチから学ぶ森の再生」の講演をしていただきました。
日本ミツバチと西洋ミツバチの違いや、日本ミツバチが森で果たす役割、そして日本ミツバチの生息場所を増やす取り組みなどわかりやすく説明くださり、参加者の皆さんそれぞれが多くの知見を得られたようでした。
また、兵庫県宍粟市千種町からNPO法人千種川源流を守る会の雛倉明由さん「半世紀をかけた森づくり~標高千メートル・積雪地帯での森づくりをめざして」というテーマで発表してくださいました。もう無理かと思っていた森づくり、大苗を植樹することで道が見えてきました。今後、この森がどうなるのか、また経過を発表していただけたらと思います。
そして、日本熊森協会からは、「秋田県の2017年ツキノワグマ大量捕殺から見えたもの」というタイトルで発表されました。
クマがいかに誤解によって捕殺されているのか、その現実を知りました。こうしたデータをもとに実践活動をしていくことが必要です。
今後はまたこれら講演、発表をまとめた学会誌を発行していきます!

 


第7号学会誌を発行しました!

第7号日本奥山学会を発行しました!
今号は四国特集です。
四国のツキノワグマが絶滅の危機にあるいま、四国の自然はどうなているのか、二名の方にお書きいただきました。
また、10年の植樹活動から見えたもの、ツキノワグマの人身事故を調査し、見えたものなど盛りだくさんの内容です。
一冊800円です。
お問い合わせは、日本奥山学会事務局までお願いします!
日本奥山学会事務局
TEL 0798-224190
FAX 0798-22-4196

 


第8回 研究発表会を開催します

今年の研究発表会は7月7日(日)の開催です!
記念講演では、NPO法人ビーフォレストクラブ理事長で大和ミツバチ研究所所長の
吉川 浩氏「ミツバチから学ぶ森の再生」をお話しいただきます。
研究発表では、大苗植樹活動についてなど様々な発表をしていただきます。
ご参加お申込みお待ちしています。ご案内・申込書
日時 2019年7月7日(日)13:00-17:00
場所 関西学院大学 B号館 103号
(兵庫県西宮市上ヶ原一番町1-155)
キャンパスマップ (29番の建物です)
参加費 500円(学生、日本奥山学会会員無料)
お申込み先
日本奥山学会事務局
TEL 0798-22-4190  FAX 0798-22-4196

 


2019年度 日本奥山学会助成金を募集します

日本奥山学会 奥山研究助成金は、奥山の保全・再生に有益な研究・活動等(奥山生態系、林業、水源、鳥獣対策、奥山利用の歴史、法整備、文学、災害等)に携わる学部生・院生など主に若い研究者に対して助成を行う事業です。2019年度は下記募集要項のとおり助成対象を募集します。

 

ご案内(チラシ小)

募集要項(第1回日本奥山学会助成金)PDF

応募用紙(第1回日本奥山学会助成金)PDF

応募用紙(第1回日本奥山学会助成金)ワード版

お問い合わせ先
日本奥山学会事務局
TEL 0798-22-4190 FAX 0798-22-4196
email contact@okuyama-society.org


毎日新聞に第7回日本奥山学会研究発表会が掲載されました

12月2日開催の第7回日本奥山学会研究発表会が、
12月3日付の毎日新聞阪神版に掲載されました。

 


第7回 日本奥山学会研究発表会を開催しました

第7回日本奥山学会を12月2日に開催しました。
90名の方が参加し、盛会となりました。
記念講演では、NPO法人四国自然史科学研究センター センター長の 谷地森 秀二氏がお話しくださいました。
自動撮影カメラなどでとらえた映像を見せてもらい、四国に生息するツキノワグマがどのような特徴を持つのかなど教えていただきました。
徳島県旧木頭村元村長である藤田 恵氏のお話では、拡大造林の時期の様子や、その後起きてきた様々な問題を写真や映像で見せていただきました。
研究発表では、一般財団法人日本熊森協会名誉会長の森山まり子氏が、兵庫県北部において人工林を天然林化した事例を実践活動を元に報告されました。
一般財団法人日本熊森協会京都府支部でフィールド部長をされている栗原 正史氏 は、京北において10年間行ってきた植樹活動の成果を発表されました。
同じく、日本熊森協会本部の研究員水見 竜哉氏は兵庫県におけるツキノワグマの人身事故について、現地調査の結果わかったことなどを踏まえ、人身事故の予防と対策を考えました。
会場の参加者からも多くの質問があり、活発な議論がなされました。

 


第7回 日本奥山学会研究発表会の順延日程が決まりました

第7回日本奥山学会研究発表会の順延日程は、12月2日(日)に決まりました。
時間、場所、内容に変更はございません。
多くの方のご参加をお待ちしています。

日時:2018年122日(日)13-17時
場所:関西学院大学 法科大学院 模擬法廷

定員:80名 参加費:500円(学会員・学生無料)
参加お申込み:日本奥山学会事務局
TEL:0798-22-4190 FAX:0798-22-4196

 


お知らせ

絶滅の危機にある四国のツキノワグマ。今生息地で何が起きているのか…?

四国でツキノワグマが絶滅の危機にある原因は?その解決策は?

野生動物との共存の道を探るため、市民が行う実践活動とは?
是非、講演および発表会を聞きに来てください。

記念講演は、NPO法人四国自然史科学研究センター センター長 谷地森 秀二に「しらべてわかった?四国の獣」というテーマでお話しいただき、その後、四国で長い間山を見続けてきた、元徳島県木頭村村長 藤田 恵にも「拡大造林で壊れ続ける四国の山と川」というテーマでお話いただきます。

3件の研究発表では、一般財団法人日本熊森協会の京都府の京北エリアにおける植樹と植樹地のメンテナンスについてその10年の実践発表や、兵庫県宍粟市原集落での自然林再生の取り組みを発表します。

 

ご案内・参加申込書


日時:2018年7月8日(日)13-17時
場所:関西学院大学 法科大学院 模擬法廷

定員:80名 参加費:500円(学会員・学生無料)
参加お申込み:日本奥山学会事務局
TEL:0798-22-4190  FAX:0798-22-4196
メール:contact@okuyama-society.org


第6回 日本奥山学会研究発表会を開催いたしました

7月2日、第6回研究発表会を開催しました。

記念講演では、自然保護訴訟で大変有名な市川守弘氏にお話しいただきました。
弁護士でありながら、自然を守るために自ら調査を行われています。

「皆さん、こんな現場を目撃したら、先ず何をしますか?」
と木が伐採され、山の地肌がむき出しになった写真をみせられました。

市民が何をすればいいのか具体的なお話をしてくださり、質疑応答の時間も議論が活発に行われました。

研究発表では、鳥取県八頭町にある八東ふる里の森で館長をされている、高田豊実氏が、話され、野鳥が森に戻ってくるために、様々な取り組みをされたことを報告しました。

一般財団法人日本熊森協会の水見竜哉氏が、防鹿柵の中の植生回復について話されました。柵の中では、植樹した木も成長したが、それ以上に他の動物によって種子が運ばれ、植生が回復してきている様子を報告しました。

一般財団法人日本熊森協会の家田俊平氏は、自動撮影カメラに映った動物を分析し、現在兵庫県の奥山がどのような状態になっているのか報告しました。

今回の発表会の様子は、また学会誌を発行し、ご報告します。


日本奥山学会誌5号を発行しました

2016年7月に開催しました、第5回研究発表会の報告として、
日本奥山学会誌第5号を発行しました。

ご希望の方は、日本奥山学会事務局までお問い合わせください。

<掲載内容>
「協働による森林生態系管理―赤谷プロジェクトを事例としてー」
上智大学大学院 伊藤 純子


「野生ツキノワグマの飼育からわかった行動と食性(2015-2017)」
野生ツキノワグマの飼育からわかった行動と食性(2015年-2017年)前編p12-23.pdf
野生ツキノワグマの飼育からわかった行動と食性(2015年-2017年)後編p23-30.pdf
一般財団法人日本熊森協会 水見 竜哉


「岐阜県における『きらめ樹間伐』の実践と効果」
一般財団法人日本熊森協会 岐阜県支部 松浦利重


第6回 日本奥山学会研究発表会 講演者決定!

今年の日本奥山学会研究発表会記念講演が決定しました。ぜひご参加ください!


記念講演
講師 市川守弘氏 (弁護士)
テーマ「日本の天然林をどう守るか・・・その法的手段を探る」


日本で天然林を保護するために必要な法的手段とは?違法場彩、過剰伐採に対する住民訴訟の過去の事例より、国際環境法からのアプローチの可能性も含めてお話頂きます。えりもの森訴訟、やんばる訴訟など自然保護訴訟を数多く手がけてこられた先生のご講演です。

研究発表:
「奥山・里山」 高田豊実(八東ふるさとの森館長)
「防鹿柵の中の植生回復」 水見竜哉 (一般財団法人 日本熊森協会)
「兵庫県の奥山における野生動物の生態」家田俊平(一般財団法人 日本熊森協会)

 

ご案内


日時:2017年7月2日(日)13:00-17:00
場所:関西学院大学 法科大学院 3階模擬法廷
参加費:500円

お申込み先:日本奥山学会事務局
tel 0798-22-4190 fax 0798-22-4196 
mail: contact@okuyama-society.org


第6回 日本奥山学会研究発表会 発表者募集中

現在、2017年7月2日開催予定の日本奥山学会研究発表会における発表者を募集中です。

研究テーマ:森林、野生動物、保全・保護活動など奥山に関すること
時間:10-20分程度
場所:関西学院大学法科大学院 講義室(兵庫県西宮市)

発表をご希望の方は、TEL 0798-22-4190 または、contact@okuyama-society.org にご連絡ください。


第6回 日本奥山学会研究発表会のお知らせ

今年の日本奥山学会研究発表会は2017年7月2日(日)に開催します。

第6回 日本奥山学会研究発表会
内容:奥山研究者による講演および研究発表
日時:2017年7月2日(日)13:00-17:00
場所:関西学院大学法科大学院 講義室


日本奥山学会誌Vol4(1)2016のお詫びと訂正

日本奥山学会誌Vol.4(1)2016の山上俊彦氏の「最近のクマ類生息個体数推定を考える」において記載の誤りがございました。お詫びして訂正いたします。

訂正内容


第5回 日本奥山学会研究発表会を開催しました

7月10日、関西学院大学法科大学院において第5回日本奥山学会研究発表会を開催しました。80名の方にご参加いただき盛会裏に終えることができました。

 

清和研二氏には、記念講演をしていただき、天然林に様々な種が混在しているその仕組みを、大変分かりやすく、説明頂きました。改めて自然の複雑さについて知ることができ大変興味深かったです。

 

日本熊森協会の東京都支部の伊藤純子氏は、国有林「赤谷の森」を対象に、地域住民と関東森林管理局、日本自然保護協会の3つが協働して、生物多様性の復元と持続的な地域づくりを進める取り組みについて発表くださりました。

 

日本熊森協会の岐阜県支部では、巻がらし間伐の成果について松浦利重氏が、そのやり方と実践後の成果について映像を交えながら発表されました。

 

日本熊森協会本部では、2015年より保護飼育しているツキノワグマの観察から分かったことを発表しました。

 

来年も7月頃を予定していますので、ご参加ください。また、来年の発表者を募集しています。天然林について研究されているかた、野生動物の生態について研究されているかたは、発表してみませんか。


日本奥山学会誌Vol4(1)2016を発行しました

2015年7月12日に開催した第4回日本奥山学会研究発表会をまとめた日本奥山学会誌Vol4(1)2016を発行しました。掲載内容は以下のとおりです。定価800円(税込)

記念講演

「教えて生かす―切り札はベアドッグ」一般社団法人羆塾 岩井基樹
研究発表 
「最近のクマ類生息個体数推定を考える」日本福祉大学 山上俊彦


「日本の川にはもう棲めません!」渓流釣人 関亥三郎


「ナショナル・トラストの歴史と変容」公益財団法人奥山保全トラスト 米田真理子



ご購入お申込みの方は、日本奥山学会事務局までお問い合わせください。
TEL:0798-22-4190 FAX:0798-22-4196
email: contact@okuyama-society.org


今年度の研究発表

2015年712日 第4回研究発表会
時間:13:00~17:00 

於:関西学院大学法科大学院 (定員80名)


記念講演:Now! Let's teach our bears well.

     -- 教えて生かす、切り札はベアドッグ」
        岩井 基樹 氏(一般社団法人 羆塾)

研究発表:
「渓流魚はどうなる?」「最近のクマ類生息個体数推定を考える」「ナショナル・トラストの歴史と展望」など


お申し込みは、日本奥山学会事務局まで
TEL:0798-22-4190 FAX:0798-22-4196
email: contact@okuyama-society.org


6月29日(日)第3回日本奥山学会研究発表会を開催しました

延べ80名の参加者が関西学院大学法科大学院の講義室に一堂に会しました。

 

記念講演では、中根周歩先生がたくさんのデータを基に、放置人工林を天然林に戻すと土壌の保水力を高めることを示してくださいました。「間伐一本で70リットル保水力増」という言葉がとても印象的でした。

特別講演の高槻成紀先生は「シカ問題は森問題」として、植生とシカの関係についてお話しくださいました。とても印象的だったのは、先生の生き物や自然に対する考え方でした。「リンク」(生き物のつながり)について「はなつまみ者」と思われがちな虫達の自然界での働きも示してくださいました。

調査発表としては、松枯れ対策に炭まきが有効だと考え、活動している群馬県の川嵜實氏が実践の結果を発表されました。他にも岡山県の高野信男氏が自身で行っている間伐活動によって自然林が戻って行っている様子を報告しました。野生動物に関する調査では、家田俊平氏が、人間がシカの死骸を放置していることや、熟した柿の実を収穫せずにいることでツキノワグマの食性が変化しているということを、自動撮影カメラや痕跡調査から示しました。


6月29日、第3回奥山学会研究発表会開催します

2つの講演と、3つの研究発表、報告を行います。

現在、全国で大問題となっている奥山人工林問題シカ問題の権威である研究者の方々にご講演いただきます。

広島大学名誉教授の中根周歩先生が、「水源の森としての奥山保全の意義」という演題で、麻布大学教授の高槻成紀先生が「シカ問題は山問題ーシカと植物の関係という視点から」という演題で、ご講演くださいます

中根 周歩:

1947年生まれ。大阪市立大学大学院理学研究科博士課程修了・学位取得。日本生態学会の幹事長、学会誌編集委員長などを歴任。2000 年代には、国土交通省が計画した吉野川可動堰の代わりに、放置人工林を適正に間伐することにより、土壌浸透能が回復し、森林の治水機能が改善するという”緑のダム”構想を膨大なデータをもとに提唱し、国交省や林野庁に衝撃を与えた。


高槻 成紀:

1949年生まれ。東北大学大学院理学研究科卒。シカの研究者がほとんどいなかった約40年前から、宮城県の金華山のシカを、その後、岩手県五葉山のシカを研究し、大学院生を指導しながら、ヒグマ、ツキノワグマ、ニホンザル、タヌキなどの生態学研究も手がけるほか、スリランカのアジアゾウ、中国のジャイアントパンダ、モンゴルのモウコガゼル、タヒ(野生馬)なども研究する。自然から動物を切り取るのではなく、自然の中にあるままの動物をよく観察するという姿勢で、生き物はお互いにつながって生きていることのすばらしさを記述し、その成果を社会に伝えている。著書に「シカの生態誌」(東大出版会)、「野生動物と共存できるか」、「動物を守りたい君へ」(いずれも岩波ジュニア新書)等。

 

 


日本奥山学会誌 第1号発行しました

販売終了しました。

2012年に開催された第1回日本奥山学会研究発表会の報告として、
「第1回日本奥山学会誌」を昨年末に発行いたしました。


今後昨年の第2回日本奥山学会の学会誌も発行していきます。
購入をご希望の方は、日本奥山学会事務局にお問い合わせください。

定価800円


第3回 日本奥山学会研究発表会を開催します

第3回 日本奥山学会研究発表会を 2014年 6月 29日 (日) に関西学院大学(兵庫県西宮市)で開催します。

現在、研究発表および実践発表をする方を募集しています。
申し込みは日本奥山学会事務局お問い合わせまで
締め切りは2014年4月30日(水)です。

たくさんのご応募お待ちしています。


8月25日 第2回日本奥山学会発表会 速報

学会開催地の兵庫県西宮市は、この日、1時間の降雨量78ミリという、朝から観測史上最多の猛烈な雨。JRが

ストップするなど交通機関に大きな乱れが生じました。

 

傘を差しながらの案内係

こんな中、学会発表会を開催。人間活動による気候変動のしっぺ返しを思いきり知らされながらスタートしました。

 

「日本奥山学会は、奥山保全・再生に向けて、国の政策を、野生動物たちの生命を尊厳する方向に転換させるため、勇気ある使命感にあふれた研究者の発掘・育成を行います。

化石燃料を燃やすことによって出てくる硫酸や、自動車の排気ガスから出てくる硝酸などの大気汚染物が、樹木の根を枯らしたり、根に土中の水や養分を与える役目を果たしている菌根菌を殺していると言われます。市民

として、それらの仕組みなどを、今日、勉強しましょう。
 市民が力をつけないと、衆愚政治になってしまい、国が
正しい方向に進めなくなります。」(日本奥山学会 森山会長のあいさつから)

 

「みなさん、日本奥山学会の会員になってください」

(日本奥山学会を指導してくださっている、元広島大学教授西川先生のあいさつから)

 

●記念講演 「菌類が支える森」小川眞氏(大阪工業大学客員教授)

 

「まず、地球環境を守らないと、人間は守られないよ。大昔、石炭ができたのは、当時、地球上に菌類が

いなかったからだ。今、ナラ枯れで、100年200年の木がどんどん枯れていっているが、100年200年の間

全く起きなかった地球環境の変化が起きているということだ」

 

地理的にも年代的にも巨大なスケールの話が続きました。目の前の小さな事ばかりに気を取られていて

は、大きな流れがわからなくなるということがよくわかりました。

 

休憩時間に、小学校5年生の「キノコ博士」が、あこがれの小川先生にごあいさつ

 

●特別講演 「ミツバチの失踪とネオニコチノイド系農薬の関係」 山田敏郎氏 (金沢大学教授)

 

DDTを発明した人は、ノーベル賞をもらったが、今や、DDTは使用禁止になっている。ネオニコチノイド系

農薬の害は、これまでの農薬と比べて格段に大きい。早く使用禁止にしないと、取り返しのつかないこと

になってしまう。

 

●研究発表

〇「日本の養蜂業の現状」 尾崎幸仁氏(大阪府立園芸高等学校)

 

農薬を使用している水田の近くでは、ハチが飼えない。養蜂業者はみんな知っている。

 

・「シカの食害から植生を守る」丹下研也氏(大阪自然環境保全協会会員)

 

シカよけ柵で完全に囲った土地に緑がよみがえったが、草が大きくなり過ぎる。ある程度のシカが、自然

生態系には必要であるとわかった。

 

 

〇奥山保全・再生実践活動報告(日本熊森協会)

「人工林皆伐地の広葉樹林化」斉藤義人

 

「自動撮影カメラを用いたクマの生態調査」家田俊平

日本奥山学会 室谷副会長

本来、自然は刻々と変化していくものだが、現在、どんどん悪いほうに変化していっている。森の中から

多くの生き物たちが消えていっているのは大変な事態が起こっているということだ。このような問題に対

して、本日の講演や研究発表が、対策へのヒントをいくつも示してくれた。

 

<最後に>

第2回発表会も内容がすばらしく、参加者一同から、大変高い評価を受けました。また、会場の質問者

の質問内容が、どれも的確で、発表者の発表内容の理解を深めるのに大変役立っていたことが印象に

残りました。

準備してくださったみなさん、参加してくださったみなさん、本当にありがとうございました。

 


第1回 日本奥山学会研究発表会

2012年8月26日、元広島大学教授西川節行先生のご指導を受け、奥山における生物大量消滅の現状調査や原因究明、奥山復元・再生方法の研究などに取り組む研究者の発掘・育成をめざして設立された日本奥山学会が、大学の教室を借りて、第1回の研究発表会を持ちました。

 

■記念講演 大森禎子先生

「大気汚染の硫酸におけるマツ、ナラ、タケの立ち枯れ

 ー木炭による立ち枯れ防止ー」

■特別講演 金井塚務先生

「陸生哺乳類と河川生態系を巡る保護のあり方

 ー細見谷渓畔林におけるツキノワグマ研究の観点からー」

3名の研究者のみなさんが、それぞれすばらしい発表をしてくださいました。また、熊森協会のスタッフたち3名も、これまでの活動報告を短くまとめて発表させていただきました。

 

奥山生態系の大荒廃と復元・再生に関する研究発表の場を設けさせていただいたことによって、研究対象物に負担をかけないという研究者としての倫理観をしっかりと持ち、中立の立場で、自身の良心に従って正義感いっぱいに自由に奥山研究をすすめる研究者が発掘・育成されることを願っています。